Akina Nakamori~歌姫ダブル・ディケイド~ [ダブル・ディケイド・ヴァージョン]

中森明菜「Akina Nakamori~歌姫ダブル・ディケイド~ [ダブル・ディケイド・ヴァージョン]」の音楽ダウンロード
アルバム AAC 128/320kbps
まずは、井上陽水がセルフ・カヴァー(しかもこの明菜版と同様のジャズ的アプローチで)したばかりの(12)だ。ピアノのみのイントロからビッグバンド・サウンドへ。胸のすくスウィング感。高田みどりのヴィブラフォンと戯れながら、明菜の低音ヴォイスが夜の街を闊歩する。84年、明菜19歳の時のヴァージョンよりも断然いい。むろん陽水版よりも。あの時の明菜はちょっとだけ泣いていて、その強がりが魅力でもあった。だが、37歳の明菜は泣いてない。その"乾き"が、持ち味の低音と相まって過剰な凄みと化しそうになる、その一歩手前でジャズの軽みが彼女を救う。編曲者・村田陽一は、いまの明菜の、いまの時代の歌としてみごとにこの歌を甦らせた。(8)(14)などでは武部聡志がボサ・ノヴァ・アレンジで冴えた技をみせる。恋に憧れる少女の淡いファンタジーであったはずの(14)を、遠い昔に失った(しかしまだ傷が疼く)恋への挽歌のように響かせられるとは! 明菜の時代再び、を実感させる秀作。(CDジャーナル)
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まずは、井上陽水がセルフ・カヴァー(しかもこの明菜版と同様のジャズ的アプローチで)したばかりの(12)だ。ピアノのみのイントロからビッグバンド・サウンドへ。胸のすくスウィング感。高田みどりのヴィブラフォンと戯れながら、明菜の低音ヴォイスが夜の街を闊歩する。84年、明菜19歳の時のヴァージョンよりも断然いい。むろん陽水版よりも。あの時の明菜はちょっとだけ泣いていて、その強がりが魅力でもあった。だが、37歳の明菜は泣いてない。その"乾き"が、持ち味の低音と相まって過剰な凄みと化しそうになる、その一歩手前でジャズの軽みが彼女を救う。編曲者・村田陽一は、いまの明菜の、いまの時代の歌としてみごとにこの歌を甦らせた。(8)(14)などでは武部聡志がボサ・ノヴァ・アレンジで冴えた技をみせる。恋に憧れる少女の淡いファンタジーであったはずの(14)を、遠い昔に失った(しかしまだ傷が疼く)恋への挽歌のように響かせられるとは! 明菜の時代再び、を実感させる秀作。(CDジャーナル)
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アルバム

AAC 128/320kbps
14曲 | 55:49 | 58.0 MB  2011/11/18 配信
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