fo(u)r

CHEMISTRY「fo(u)r」の音楽ダウンロード
アルバム AAC 128/320kbps
CHEMISTRYとしての主張、意図がこれまででもっとも明快に伝わってくるアルバムである。それは一言で言うなら強烈な"ソウル"ということになるのだろう。従来のように突出した歌唱力で"聴かせる"のではなく、伝えたいスピリットやメッセージを聴き手に"感じさせる"こと、共有させることに対して、送り手である2人が丁寧に心を砕いているのが感じられる。それは、前作『One×One』から続いてきた積極的なコラボレーションや、2004年のオーケストラとの共演、カヴァーなど、いわば自分たちの世界を飛び出した"旅"を通じて、CHEMISTRYという"素材"をキッチリと客観視できたことが大きいのではないだろうか。今回は全曲を通じてプロデューサーを立てていないのも、歌やサウンドをどう表現し、どこに着地させるべきかという道筋が、彼ら自身のなかにすでに見えていたからだろう。彼らの王道であるラブ・ソングは、さらに一回り大きな感情描写力を身に着け、なかでも(8)では恋が始まっていく男女の息づかいや鼓動までが伝わってきそうだ。ラストを飾る(13)は、視野を世界に向けた壮大なバラード曲。さらに、すでにお馴染みとなったSPANOVAや、ファースト以来となる詞提供の古内東子に加え、新しい顔ぶれとタッグを組んだ楽曲では、これまでのCHEMISTRY観を打ち破る挑戦が生まれてもいる。プロデュース・チームのKB/Davixと組んだ(1)は本格ファンク・ナンバーで、川畑のヴォイス・トレーナーである黒人ヴォーカリスト・グリニスも参加したゴスペル・コーラスと渡り合っている。T.Kura&michikoによる、何とも具体的にセクシャルな詞と、絶妙なスキマ感が冴えるトラック(9)では、ボタン3つ開け、いや全開ぐらいのフェロモンを発している。SOFFetが楽曲提供の(11)、GAKU-MCが詞とラップで参加した(12)では、かつてなくリラックスした歌声から、自分たちの居場所を再確認したような、ポジティヴかつ暖かいヴァイヴが発せられている。(CDジャーナル)
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CHEMISTRYとしての主張、意図がこれまででもっとも明快に伝わってくるアルバムである。それは一言で言うなら強烈な"ソウル"ということになるのだろう。従来のように突出した歌唱力で"聴かせる"のではなく、伝えたいスピリットやメッセージを聴き手に"感じさせる"こと、共有させることに対して、送り手である2人が丁寧に心を砕いているのが感じられる。それは、前作『One×One』から続いてきた積極的なコラボレーションや、2004年のオーケストラとの共演、カヴァーなど、いわば自分たちの世界を飛び出した"旅"を通じて、CHEMISTRYという"素材"をキッチリと客観視できたことが大きいのではないだろうか。今回は全曲を通じてプロデューサーを立てていないのも、歌やサウンドをどう表現し、どこに着地させるべきかという道筋が、彼ら自身のなかにすでに見えていたからだろう。彼らの王道であるラブ・ソングは、さらに一回り大きな感情描写力を身に着け、なかでも(8)では恋が始まっていく男女の息づかいや鼓動までが伝わってきそうだ。ラストを飾る(13)は、視野を世界に向けた壮大なバラード曲。さらに、すでにお馴染みとなったSPANOVAや、ファースト以来となる詞提供の古内東子に加え、新しい顔ぶれとタッグを組んだ楽曲では、これまでのCHEMISTRY観を打ち破る挑戦が生まれてもいる。プロデュース・チームのKB/Davixと組んだ(1)は本格ファンク・ナンバーで、川畑のヴォイス・トレーナーである黒人ヴォーカリスト・グリニスも参加したゴスペル・コーラスと渡り合っている。T.Kura&michikoによる、何とも具体的にセクシャルな詞と、絶妙なスキマ感が冴えるトラック(9)では、ボタン3つ開け、いや全開ぐらいのフェロモンを発している。SOFFetが楽曲提供の(11)、GAKU-MCが詞とラップで参加した(12)では、かつてなくリラックスした歌声から、自分たちの居場所を再確認したような、ポジティヴかつ暖かいヴァイヴが発せられている。(CDジャーナル)
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アルバム AAC 128/320kbps

アルバム

AAC 128/320kbps
13曲 | 59:50 | 59.4 MB  2016/11/25 配信
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